18, 04. 2014 エゾエンゴサク


昨朝の快晴と風の治まりは、長くは続かなかった。8時を過ぎて北西の風が強まり、南東へ浮雲がかなりのスピードで流れて行く。時折陽は翳るが、雲の動きが早いので、彩色作業は難なく出来た。2時半過ぎに、散歩に出かける。西の雲が高かったが、そろそろ陽当たりの良い沢の土手にエゾエンゴサクが出る頃ではないかと、南西に向う。

赤かった街路樹のシナノキの冬芽の先端が、薄緑色に膨らんで来ていた。未だ一部に雪が残っていたが、東町公園を斜めに通り抜ける。広い公園なのでショートカットになるのと、アスファルトよりも足に優しい。




南の緑地帯を通り抜け、鉄道林前の道を西へ向う。中央の沢の底の猫柳が黄ばんで見えていた。ズームで寄せてみると、綿毛が伸びて中心が緑色に見えていた。アンダーパスに続く道への急な階段を下りる。階段右手、北側の斜面が目的の場所。急な斜面を登る。光沢のある葉は、オオウバユリの葉。エゾエンゴサクを数株見付けた。小さな株ながら、もう花を付けていた。期待程開花していなかったが、ナニワズも花を開き始めていた。










中央の沢の水は少し引いて橋は渡れる様になっていたが、沢の底は水で埋められていた。ニリンソウが咲いて白くなる辺りも、水没していた。橋を渡り、東の遊歩道に入る。住宅を風除けにして、北東へ戻った。随分切り詰められた庭木のナナカマドの冬芽が、少し開き始めていた。




夕刻になって風も治まり、空が晴れ渡った。今朝も雲なく良く晴れている。夜分に晴れると気温は下がるが、暗い朝よりは佳い。