27, 04. 2013 気になる植物


曇空の天候が続く。気温も10度を少し超える程度。未だ注文した磁器粘土が届かぬので電話を入れようとしたら、先方から掛かって来た。メールのチェックを怠ったとのこと。呆れてものも言えない。仕事にならぬので、家の西側と玄関前の冬囲いを外す作業をした。未だ雪が少し残っている東側と、アトリエの南側を残すのみとなった。

モデルの生花の持ちが良くて、新たに買い求める必要がないので、近所で茶菓を調達することにした。2時少し前に家を出る。空は暗さを増していた。ナナカマド公園を東へ通り抜ける。芽が開いて、捩じれた葉が見えていた。晴れていたら、春には相応しくない赤茶色の葉が見えたことだろう。住宅街を東の沢まで進む。沢の底の雪が融けていた。地面が一部崩落しているのが見えた、前日来、浜松のもう収穫間際の整備されたお茶の畝が、無惨に崩落して行く映像が流れている。札幌近郊でも、先日崩落の整備を終えて開通したばかりの中山峠で、また崩落があったと報じられていた。




風は弱かったので、三番通りを越えて北へ向う。名称不明の樹々の梢が、一層量塊を増していた。特徴のある芽なのだが、名称が判らず気に懸かっている樹。通りの西側のお宅で、珍しい花を見付けた。ショウジョウバカマに似ているが、色は紫色で異なる。葉は既に広がっているので、常緑の種と思われる。これも名称が判らない。昨日毬が半分程落ちた松毬を載せたら、土浦在住のMIXY友Sさんが、リスの食べ残しで、「エビノシッポ」と呼ばれると教えて下さった。




土色だった農場には、緑色が広がり始めていた。時折雨粒が落ちて来るので、住宅街を南西へ戻る。先日作業が始まっていた里芋があった畑では、もう種子が蒔かれたのか、黒いビニールシートが掛けられてあった。何が出て来るのか、興味深い。





陽当たりの良いお宅の庭には、家の庭でも咲いている白いクリスマスローズの他に、背丈が伸びる種の花も開いていた。スーパー前には、臨時の小さな植木屋が登場していた。園芸種ばかりで、食指は動かない。茶菓を買い求めて戻る。歩道脇の石塀から小さなミズキが頭を出していた。





今朝は強くはないが、雨が降っている。雪解け水で水分は充分なのに、中々先日の様な暖かな晴天が巡って来ない。