23, 05. 2014 オオバナノエンレイソウ再び


青空に薄く雲はかかっていたが、昨日は終日陽が射した。洗濯機を仕掛けて、モデリングの作業に入る。粘土の乾きを待つ間に、今日のゴミの集荷に合わせて、落葉や切り残しの茎などを拾い集めた。作業をしていると暑くなって、カーディガンを脱いだ。気温よりも湿度がかなり高かった。

午後の作業を終えて、散歩に出かけた。前日雨で余り歩けなかったので、南西の沢のオオバナノエンレイソウを見て来ることにした。タカネナナカマドが花を開き始めていた。ナナカマドの花も咲き始めていた。東町公園を南へ通り抜ける。欅の緑が増して、花芽だろうか、赤い小さなものが枝から下がっていた。





南の緑地帯を通り抜けて、鉄道林前の道に出る。大きくなった蕗の葉とオオウバユリの葉の傍に、オオバナノエンレイソウが咲いていた。例年此の種は低い土手に散見されるが、今年は花の数が頗る多い。種子が零れて自然発芽したものが、年数を経て花を付けたものと思われる。青いエゾエンゴサクは花期を終えていたが、替わってオオバナノエンレイソウが200m以上白い土手を形成していた。





オオバナノエンレイソウが咲く沢は、緑で埋っていた。花は充分に見たので、東の遊歩道を北へ戻る。八重桜も散り始め、遊歩道も芝生も、花弁の絨毯が出来ていた。沢を離れて、住宅街を北東に戻る。ヤマボウシが小さな萼片を広げていた。やがて大きく白くなって、花弁の様に見える。先日見かけた四十九号の花が終り、インド林檎の花が開き始めていた。此の時期は僅かな期間で、植物の状態が変化する。





今朝はすっきりとした青空が広がっているが、風が強い。夜分に晴れたので気温が下がり、ストーヴに火を入れた。此の所、最高気温が20度を下廻る日が続いている。