15, 04. 2013 降雨の前に


午後から雨の予報が出ていた昨日は,強い南風が吹いた。風が強く雨が降っては散歩も侭ならないので,洗濯機を仕掛けて10時前に散歩に出かけた。幹線道路は風が吹き抜けるので,住宅街を折れ曲がりながら南へ向う。陽当たりの良いお宅では、福寿草クリスマスローズが花を付けていた。庭では5月にならないと咲かぬ赤紫色のクリスマスローズも、蕾を見せていた。





鉄道林前の道を東へ向う。東の沢に続く窪地では、流れが現れていた。此の水源は、南の高い位置にある野幌原始林と聴いている。途中大学の敷地や住宅地、更には国道や線路を暗渠で通り抜け、此の窪地で地上に現れ、更に住宅地や一番通りを暗渠で通り抜けて東の沢の小川に繋がっていることになる。幾分水嵩は多かったが、溢れる程ではなかった。此の流れの両脇に、やがてミズバショウザゼンソウが開花する。北へ進路を変え、ハルニレのある公園を覗き込む。此処もかっては沢だったに相違ない。土手の雪は融けていたが、低い位置にある通路は雪で埋っていた。




住宅街を迂回して、ハルニレのある公園の北側に当る日時計のある公園に出る。途中で早くも冬囲いを取り去ったお宅を見かけた。冬期間は除雪の雪の壁が高くて通れなかったが、雪が融けて通り抜け出来る様になっていた。公園を通り抜けて一番通りを渡り、東の沢の西の道に入る。沢と道の間には、住宅地として造成された空地が続く。昨年蕗の薹を採取したのは此処の空地。押込まれた雪が未だ高かったが、一部地面が覗いている所もあって、既に蕗の薹が現れていた。






住宅街を折れ曲がりながら、北西へ戻る。見えていた青空が失せ、雲が厚くなって来ていた。冬の間雪に枝を捕られていたナツハゼが、雪の頸城から解放され、損傷なく立上がっていた。午後2時過ぎから雨が降り出し、夕刻まで降り続いた。今朝は雲なく良く晴れている。内庭も外郭部分の雪を残し、中央部は雪が消えた。植物の発芽が愉しみになって来た。