14, 04. 2013 薄暗い週末


昨朝日記を更新し終えてTVのニュースを見ると,淡路島を震源とする地震の様子が報じられていた。幸い大きな被害はなかった様子だが,此の春から報じられている南海トラフの一環かとぞっとした。狭い国土なのに,これ程地震が頻発する国はなかろう。その狭い国土に、原子力の平和利用の名の下に50基を超える原発が造られているのだから,危ういこと此の上ない。

教室を終えてアトリエの床を磨き,1階の浴室に避難させてあった立体を運び込む。新たな膠を水に浸して,2時半過ぎに夕食の素材を買い求めに出かけた。北西を廻ってスーパーへ行こうと,シラカバ公園へ向う。サクランボの冬芽が長く伸びて来ていた。今年もルパーヴと思われる植物が,奇怪な芽を出していた。陽当たりの良いお宅では,クロッカスに蕾が上がっていた。




公園を通り抜け,西の住宅街を北の沢に向う。頭の上で犬の鳴き声がした。見上げると,2階のベランダの柵から,小さな犬が覗いていた。北の沢の雪も随分嵩が減って来ていた。雪が解けると,雪の重みで地面に平伏していた熊笹が起き上がる。雪が減って,遊歩道からも池が見えていた。未だ中央部分には氷が残っている。連日の真冬日で,池の氷もかなり厚くなっていたと思われる。





三番通りを越えて,北の住宅街を東へ戻る。昨年葉に蜘蛛の巣の様に白く糸を張る寄生虫に見舞われて花を付けなかったゴンズイと思われる木に、冬芽が出ていた。今年は花や実を見ることが出来るだろうか。住宅街の外れから,北西の山並みを見渡す。手稲山の姿は見えていたが,少し霞んでいた。青空を背景に,白く輝く山並みを今冬は見れず終いになりそう。三番通りに戻り,東へ向う。生花店の店先に、猫柳が大きな器に入れられてあった。




今日は曇りのち雨の予報が出ているが、強い風に雲が流されたのか,青空が広がって来た。午後から夜分まで雨の予報なので,洗濯機を仕掛けて先に散歩に出かけることにしようか。