27, 03. 2013 進まぬ雪解け


前夜から昨朝にかけての降雪は間もなく融けたが、未だ雪達磨が週間天気予報に登場している。流石に日中の気温はプラスの気温になって来たが、夜分は未だ零度以下の気温が続いている。底の厚みを増した立体は、座りが良くなって来た。陶土のみを入れた礬水と色素を入れた礬水の2種で、着色時の下地を作った。若い時分からの知り合いの作家S氏から、小振りながら美しい作品集が送られて来た。礼状を直ぐに作成する。

2時過ぎに散歩に出かけた。上空は良く晴れていたが、西の空の雲が厚かった。先ず書状を投函しようと、南へ向う。投函後、住宅街を気侭にお折れ曲がりながら、一番通りへ出た。アパートの生垣のレンギョウは未だ雪を冠り、僅かに一枝が頭を出していた。此の時期姿の現れぬレンギョウの生垣は、記憶にない。通りを渡り、南の住宅街に入る。小公園のナナカマドに寄生したヤドリギに、花芽が見られた。国道の南のヤドリギは近い位置で見ることが可能だが、この積雪では近付くことが出来ない。昨年桃の実が生っていたお宅を思い出して立寄る。勢いの良い芽が出ていた。花の時期が愉しみとなる。





歩き易い道を選びながら、鉄道林前の道に出た。樹々の梢が煙っている。近隣の方々が運び込む雪が、高い山になっていた。団地の東外れで北へ向きを変え、一番通りへ戻る。前回は雪で見えなかった煉瓦が姿を現していた。






西の雲が広がって来ていた。風花の雪が舞う。二番通りを西へ戻る。公園の下から延びている白樺の大木の雄花や冬芽が大きくなって来ていた。



昨夜は満月に近い月が明るかった。早朝は雲が多かったが、8時を過ぎて雲なく良く晴れて来た。庭を埋めている雪が消えるのは、何時のことになるのだろうか。