23, 03, 2013 雪から雨へ


昨日午前中は晴れて、庭の梅の樹に久々の椋鳥の姿も見えていたのに、正午前から天候は急変した。風が強くなり、雪が舞い始めて暫く吹雪いた。残っていた陶土入りの礬水を全て施し、今週の仕事を終えた。正午のニュースでは、例年よりも遥かに早いという各地の桜の映像が流れていた。



1時直ぎに、買物に札幌へ出かける。吹雪は治まり、小雪が散らついていた。足元の雪はかなり緩んでいた。札幌も雲が低く垂れ込め、西の山並みも霞んで見えなかった。礬水に混ぜている練り込み用の色素が不足になって来たので、東急ハンズで買い求めて来ることにした。売場を探したが、色素は見付からなかった。随分以前に買い求めたものなので、大谷地の札幌陶芸だったのかも知れない。ロードヒーティングされた歩道を選んで、北へ戻る。泥水で黒くなった歩道脇の雪の壁に、新雪が冠っていた。雪は黒くなった方が早く融ける。雪はやがて、霙に変わった。フード付きの皮コートに着替えて出て来て正解だった。




道庁の構内を通り抜けようとしたら通路が滑りそうな状態だったので、外郭の歩道を廻る。路肩の雪は未だ大分高かった。正門を通り過ぎて北へ向う。構内の大木の根元の雪が、円く融けていた。騒がしいので上を見上げると、近くの大木には、鴉が鈴生り状態だった。北側の池の水面が、随分広がっていた。駅前で生花と茶菓を買い求めて戻る。最寄りの駅に着いたら、霙は雨に変わっていた。




今朝は雲なく良く晴れている。明方の晴れ間で、気温は低い。昨夜の雨で、庭木に冠っていた雪が消え、雪嵩が減っている。道路の状態を想うと気が滅入る。