14, 03. 2013 雨から雪へ


昨日午前中の雨は、気温が下がって来たのか午後に入って霙が混じり始めた。礬水の濃度、混入する陶土の割合が異なる液を、形状に合わせて施す。2時前に夕食の素材を買い求めに出かけた。数日前に見た北の沢の池の様子が浮かぶ。此の雨で池の面に変化があるのではと思い、北西へ向う。固まった雪の層が緩み、路面は酷い状態だった。轍に融けた水が溜り、雪の層もざくざくのシャーベット状になっていた。北の沢の遊歩道に入り、ほっと一息つく。遊歩道は舗装されていないので、雪の層の下の土が滲み出て、茶色くなっていた。雪解けが進むと、乾くまで遊歩道は歩くことが出来ない。





三番通りを少し西へ向い、池を眺めた。僅かに岸辺の雪の色が変わっていた。真冬日続きの今冬、どの位氷が厚くなっていたのだろうか。枝道の悪路に懲りて、三番通りの歩道を東へ戻る。石塀と高く積った雪の隙間から、ベニシタンが現れていた。歩道脇の植込みの赤い枝に、水滴が下がっていた。歩道から玄関までの間の雪を、割砕いているお宅があった。此の作業をすると、雪は早く融ける。春を待ちかねる気持ちを見た思いだった。車道と歩道の境には、大きな水溜りが出kていた。






買物を済ませて店舗を出ると、霙は雪に変わっていた。小雪は降り続き、今朝は10cm弱降り積っている。朝方は小雪が舞っていたが、先刻から雲が切れて青空が広がって来た。あの凹凸が出来た道を想うと些かうんざりするが、明るい陽光のもとでの作業は気分が良い。