21, 03. 2013 雪のお彼岸


終日雪の予報が出ていた昨日は、午前中は降らなかったが、午後に入って小雪が降り始めた。春のお彼岸というのにと、気分が滅入る。小口の厚みが、7mm程になって来た。せめて1cmは欲しい。両端のみ厚くなると、移動する際に薄い部分に力が加わることになるので、中央部分にも陶土入りの礬水を施す。強度は充分に出て来た。2時過ぎに、夕食の素材を買い求めに出かけた。前日の暖気で、中央部の雪が融けた枝道を東へ向う。姿が見えなくなっていたナツハゼが、雪の壁から一部姿を現していた。枝がかなり下方に引込まれている。




方々に、雪を割った欠片が見えていた。雪の層の下は氷になっている。割られた切片に雪が冠っているのが忌々しい。雪の壁にスコップで刻みを入れている所もあった。春を待ちかねている人々の心情が伺える。高齢で雪の処理が出来ないのか、手付かずの雪の壁が塀から道路の中程まで延びているお宅もあった。屋根の雪も大分少なくなって来た。未だ完全に落ちていないお宅も散見された。








買物を済ませて戻る頃、雪の降りが酷くなり始めていた。風も加わり、昨夜は吹雪となった。今朝は雲なく良く晴れている。姿を現した庭木は、また雪を冠ってしまった。今夜も荒れるとの予報。冬将軍には、早々にお引き取り願いたい。