13, 03. 2013 雪解け進む


朝方雲間から薄日が射していたが、大きく雲が開けることはなく、昨日はどんよりとした薄暗い一日となった。気温は高めで、すっかり雪に埋っていた石楠花が頭を出して来た。立体に陶土入りの礬水をにる作業を続ける。膠の層が少し厚くなって、礬水を施すと水分で緩んでいた躯体が余り緩まなくなって来ている。

作業の区切りが付いた2時過ぎに、散歩に出かけた。帰りがけに、濃度の異なる礬水を入れる容器を調達して来ようと、北東へ向う。路面の雪が緩んで、足が取られる。幹線道路は雪が融けて、アスファルトが出ていた。ナナカマド公園を東へ通り抜ける。実は既に無くなって久しいナナカマドの梢に、ヒヨドリの姿があった。



曇っているが風がないので、かなり暖かく感じる。東の沢にに沿って、北へ向う。三番通り手前のサクランボの冬芽が、膨らんで色付いて来ていた。下の枝は雪に捉えられている。また折れなければ良いのだが。通りを越えて、高速道路の西の道を北へ進む。名称不明の大木の冬芽が、随分大きくなっていた。晴れていると梢が色付いて見える筈。農場まで歩を進めたが、除雪の雪の山で農場も遠景の山並みも見えない。高速道路脇の木立は、不十分な陽光でも梢の色が異なって見えていた。





南西へ戻り、スーパーの100円ショップで現在使用しているものと同じサイズの薄いステンレスのボールを2個買い求める。これで3種の濃度の陶土入りの礬水を準備出来る。スーパーの駐車場の外れから、北西の山並みを見渡す。雲が垂れ込めて、山並みは霞んでいた。雪が急速に融けて、塀に絡まった蔦が現れていた。丸みを帯びた太い冬芽が見えていた。






昨夜来の雨が降り続いている。昨日は僅かに頭を出していた石楠花が、大分姿を現して来た。隣のクロフネツツジも姿が見えて来た。道路状態を想うと気が滅入るが、雪解けは一気に進むものと思われる。