31, 10. 2013 色褪せ進む


樹々の梢は日増しに寂しくなって来ているが、10月下旬としては暖かな日が続いている。施した陶土入りの礬水が乾く間に、少しずつ庭の収束作業を進める。15度前後の気温があると、寒さを感じずに作業が出来て良い。2度目の塗布を終えた2時過ぎに、買い物がてらの散歩に出かけた。風も強くなく温かいので、北を廻ってスーパーへ行くことにした。上空は青空が広がっているが、西は雲が厚く山並みは見えなかった。四番通りを東へ向う。シロバナシナガワハギが未だ花を付けていた。昨年は気付かなかったから、今年の暖かな秋の気温が影響しているのかと思われる。セイタカアワダチソウはすっかり枯れて、凄惨な姿を見せていた。やがて雪で倒れて朽ち、土に還る。




中学校傍のシナノキの巨木も、早く色付いた梢は葉が殆ど落ちていた。先日みが暗紫色になり始めていた名称不明の樹は葉が殆ど落ちて、実は黒さを増していた。農場の間の道を南へ戻る。東側も西側も、飼料用の玉蜀黍は収穫済みだった。使用されていない農場のサイロに、鳩の姿があった。落ち零れた玉蜀黍の実が目当てと思われる。棚を架けずに植えられてある葡萄が、佳い色に色付いていた。三番通りを西へ戻る。中央分離帯の樹々は、落葉が一層進んでいた。









買い物を済ませて、ナナカマド公園へ北から入る。梢の葉は殆ど落ちて、厳しい季節が透けて見えている。公園側で始まっていた新築工事は、もう骨組みが出来上がっていた。暫く姿が減っていた雪虫の数が増えて来た。雪が来る前に、工事は終るのだろうか。



今朝は薄曇りだったが、次第に青空が広がって来ている。暖かい内に、庭仕事を進めてしまいたい。