03, 03. 2013 雛の宵


様々な警報や注意報が出た昨日は、午前中は青空が覗いていた。モデルの花を生け、玄関に飾ってあった小さな雛人形に、桃の花と菜の花を添えた。晴れてはいるが教室の最中に、次第に風が強まって来た。教室を終えて、アトリエの床を磨く。小雪が舞い出して来た。



2時前に散歩に出かける。姪が今日出かけるので炊事当番を代わって欲しいとの要請があり、雛祭り用の献立を、頭から消し去る。久々に従姉の顔を見て来ることにした。住宅街を東に向い、東の沢に沿って歩く。降雪量は然程ではないが、風が強い。沢の樹々は、風で大きく身を捩っていた。最も大きな樹の揺れが激しい。樹に絡まったヤマブドウの蔦が、風で翻弄されていた。





沢を離れて、三番通りを西へ戻る。通りから枝道へ入る接点には大きな水溜りが出来、水面が風で波立っていた。枝道の轍へ、泥水が流れ込んでいた。北側の歩道から、窪地の落葉松を眺める。落葉松も風で大きく揺れていた。





製菓店で昨日、今日と2日楽しめる様に、2種の桜餅を買い求める。酷くなり始めた吹雪の中を、従姉の家に立寄る。元気そうな従姉の顔を見て安堵する。姪独りでは手に余ると判断して、義妹も手伝った雛の節句のの夕食が食卓に綺麗に並んだ。



強かった風が治まり、今朝は青空も覗いている。道北は吹雪が酷かった様子で、今日も列車の運休が報じられていた。