10, 11. 2015 一瞬の晴間


薄暗い日が続く。昨朝雲が切れて青空が広がったが、直ぐに分厚い雲が空を覆った。絵具は溶いたが、仕事は出来ない。仕方なく手仕事を始めた。朝の青空を思い出し、時折外の様子を伺うが、雲は厚みを増す一方だった。



前夜作成しておいた書状を持って、2時前に散歩に出掛けた。書状を投函して、南へ向かう。雲の隙間が僅かに明るいが、朝の青空とは程遠い。東町公園へ続く遊歩道に入る。ケヤキの葉が残っていて、様々な階調の枯れ色を見せていた。手がけ始めたバッグの色調に似ている。白樺の葉が落ちて、巨大はヤドリギが完全に姿を現した。





公園を抜けて、南の緑地帯に入る。深い木陰を作っていた樹々の葉が落ちて、ソラが広がっていた。上手く捉えられなかったが、鳥の姿が散見された。




西へ向かい、中央の沢の遊歩道を北へ戻る。池の水面が白っぽくなっているので覗くと、落葉松の葉を主とする落葉の集積だった。沢の樹々にもヤドリギが見えていた。北の沢のウンリュウヤナギを見上げる。未だ葉の色付きは進んで居らず、落葉もなかった。柳の根元で、黒猫が身を丸めていた。





沢を離れて、住宅街を東へ戻る。先日見かけたウドの実が暗紫色を増していたが、全く色付いていない実も見られた。雪が来るまでには色付くことあるまい。



夕刻から降り始めた雨が、今朝も降り続いている。今日の最高気温はぐんと下がって7度。道央や道北には、雪の予報が出ている。