24, 02. 2013 快晴の地吹雪


朝方の冷え込みは厳しかったが、昨日は雲なく良く晴れ上がった。黒く澱んだ北京の空を想う。九州北部では、PM2.5の数値が上がって来ていると報じられていた。教室を終え、アトリエの床を磨く。内部中心部分に陶土入りの礬水を施した立体は、今の所形状を保っている。

2時前に買物がてらの散歩に出かけた。サクランボの冬芽が赤味を増して来ていた。道路際のガマズミは、雪に捉えられて頭を低くしている。折れぬかと気に懸かる。西を大きく廻る積もりだったが、西の雲が厚いので、手前の幹線道路を北へ向う。雪を満載したトラックと、雪を下ろして空になったトラックが行交う。





北の住宅街を東へ戻る。住宅が撤去された空地では、北の風が降り積った雪を舞い上げる地吹雪が起きていた。住宅街の外れから、原野を見渡す。北西の札幌の方角は、雲が厚く垂れ込めていた。北東は良く晴れていた。最も東の小公園のポプラは、遠方からは梢が黄緑色に見える。三番通りへ戻り、東へ向う。路肩の雪が排雪いたが、もう雪の壁が出来てしまっていた。歩道を歩くのには、雪の壁がある方が歩き易い。







買物を済ませて外へ出ると、風が強まっていた。駐車場の北は、四番通りまで遮蔽物がない。原野を渡って来た風が、地吹雪を起こしていた。先刻まで良く見えていた三番通りも、白く霞んでいた。



昨夜は月が明るかったが、今朝は曇空。先刻から粉雪が降り始めている。強い風は止んだが、気温は頗る低い。