25, 02. 2013 雪に埋もれて


何度も報じられる今冬最大の寒気の到来で、昨日午前中は粉雪が降った。降雪量は僅かだが、気温は酷く低い。洗濯機を仕掛けて、立体の作業に入った。裏側を固める作業を進める。

2時過ぎに散歩に出かけた。気温は低いが風がないので、酷く寒くは感じられない。少し雲が薄れて、薄日が射していた。固く凍てついた路面にうっすらと雪が被っているので、歩幅を狭めて歩く。住宅街の中の公園の樹の梢に、ヒヨドリの姿があった。大きな冬芽を持つ此の樹の名称は、未だに判らない。イチイの木には、雀の一団が止まっていた。木の中で動き廻っている雀も見える。小さな実を食べているのだろうか。





東の沢に隣接する公園の雪が、一段と増えていた。楓の下の方の枝が雪に捉えられている。雪が高くなって、ホウノキは、半分程しか見えない。昨年花や実を楽しんだ蕎麦の畑も、雪の山になっていた。西側の2階建ての住宅が見えぬ程、雪が積まれていた。





住宅街を折れ曲がりながら、北西に戻る。ナツハゼが雪に捉えられ、平伏していた。一度屋根の雪が落ちていたのに、また新たな雪が屋根と果樹を繋いでいた。塀と住居の間は雪で埋っている。ナナカマド公園を通り抜ける頃、弱い青ながら青空が広がり始めていた。




夕刻、浮雲が薔薇色に輝いた。3階の窓から西を見ると、山際には雲があったが、夕映えが見えた。今朝は全く雲なく良く晴れている。降雪の後だけに、空の青は限りなく澄んで強い。