20, 12. 2012 マンサクの冬芽


朝方の雲は次第に姿を消して,昨日午前中は晴れ間が広がった。アトリエの床に張り付いた数枚の和紙が,青く輝き出す。早めに年内の作業を終えようと,加筆を進める。午後に入って,雲が広がり始めた。風も少し出始めた。残っていた絵具を施し,買物がてらの散歩に出かけた。

数日前,業者が塀の前の雪を綺麗に運んで行ってくれたばかりなのに,除雪車が押した雪が塀の前に壁を造っていた。除雪後間もない路面は滑り易いので、慎重に歩く。赤い実を見せていたガマズミは実が殆ど落ちて,僅かに一房しか残っていなかった。氷柱が伸びたお宅が増えた。屋根が壁面まで廻っているお宅の氷柱は,盛大だった。





マンサクのあるお宅の前を通る。冬芽が出始めていた。豊年満作の由来の他に,先ず咲くという意味がある此の植物の冬芽は、花芽と思われる。最上部の写真が,マンサク。雪が散らつき出して来た。北の沢を廻ろうと思っていたが,手前の南北の幹線道路を北へ向う。雪を満載したトラックに,何台も追い抜かれた。四番通りの雪捨て場に向うトラック。昨冬より幾分積雪量は少ない様に思われるが,今冬も早めに雪捨て場が閉鎖されることになるのだろうか。団地の外れから北西の原野を見渡す。降り始めた雪で,札幌市外も西の山並も霞んでいた。北の住宅街を東に戻る。道路から除雪車が押し出した雪で,白樺林が大分隠れていた。




今朝は雲なく良く晴れている。放射冷却で気温はぐんと下がった。明るい内に仕事を進めてしまいたい。