11, 04. 2014 冷たい北風


昨朝の雨は,10時過ぎには牡丹雪に変わった。地面に落ちると,直ぐに解ける水分の多い雪。小一時間降り続いて,雪は止んだ。雲が低く薄暗いので,洗濯機を仕掛けて塗料を施す作業を続けた。正午前の天気予報を見ると,午後からは晴れの予報が出ていた。

昼食を済ませた12時半過ぎに,雲が切れて陽が射し始めた。作業を彩色作業に切り替える。陽を惜しんで3時前まで作業を続け、3時過ぎに散歩に出かけた。前日見かけたナニワズを思い出し,中央の沢の西の斜面を見て来ることにした。前日より10度近く気温が下がっているので,カーディガンを羽織ってから皮のジャケットを着込んだが、風は北風で冷たかった。東町公園の脇を南へ向う。除雪で出来た雪の壁が大分低くなって,公園が見える様になって来ていたが、未だ中は通り抜け出来ない。



南の緑地帯を抜け,鉄道林前の道を西に進む。中央の沢の東の遊歩道の少し西に,沢に下りる通路がある。未だ雪で埋っていたが,斜面は大分雪が融けていた。左手,南側の斜面に,オオバナノエンレイソウの群落がある。道路から見下ろすと,随分南まで水が溢れていた。階段を下りて,アンダーパスに続く道へ出た。柵で入れなかった階段脇の斜面を登る。ナニワズは出ていたが,蕾が僅かに色付いた状態で,開花してはいなかった。エゾエンゴサクも,未だ発芽してはいなかった。






アンダーパスから団地に入る道を,北へ登る。中央の沢を東へ渡る積りだったが,水が溢れて通行止めになっていた。仕方なく,沢の西の遊歩道を北へ戻る。冬期間除雪されていなかった遊歩道には,所々雪が残っていたが難なく歩け,池を見ながら北へ向い、二番通りに出る。二番通りから眺めた北の沢も,水嵩が増していた。最上部の写真が,北の沢の様子。




北の沢の東の遊歩道に入る。トサミズキの芽が膨らんで来ていた。此の種も花が咲いてから葉が出るので,花芽ということになる。冬の間雪に埋もれていた歩道脇の木蔦が,緑の葉を見せていた。



昨夜は月が明るく,現在は青空も見えているのに,明方に降ったのか戸外は雪で真っ白になっている。5cm程は積っているだろうか。強い北風が吹き荒れている。