01, 03. 2013 天候下り坂


昨日も暖かく、午前中は良く晴れた。洗濯機を仕掛けて、陶土入りの礬水を施す作業に入る。裏側に施した礬水は、今の所剥落がない。筒の両端を固めるべく、小口周辺に、陶土の量を増やした礬水を施す。礬水のみの折とは、質感にかなりの相違が出て来た。

午後に入って、広がっていた薄雲が厚みを増して来た。1時を過ぎて、大きな結晶の雪も舞い始めた。ガラス窓に当った雪は、直ぐに融けて滑り落ちる。2度目の礬水を施した2時過ぎに、散歩に出かけた。ちらちら雪は舞っているが、南の空が明るい。南西を廻って来ようと、シラカバ公園を南へ通り抜ける。足元の雪は揺るんで、砂地を歩く様に足が引き戻された。小学校脇の白樺に寄生したヤドリギの雪が大分消えていた。目を凝らすが、余りに高い位置の所為もあって、花の存在が見極められなかった。寒い2月だったので、遅れているのかも知れない。



南の緑地帯に入る。欅の樹皮が剥がれて、反り返っている。良くアカゲラが欅に取り付くのを眼にするが、浮き上がった樹皮の間を突ついているのかも知れない。雪の降りが少し酷くなって来た。雪の中でも、コガラと思われる小鳥の姿が見受けられた。





鉄道林前の道に出た頃、雪の降りが酷くなって来た。少し先が白く霞む。中央の沢の東の遊歩道に入リ、北へ戻る。後方で犬の鳴き声が聞こえた。そうだったと思い、雪の壁を廻って玄関ポーチの犬に手を振る。尾を振って、手摺の間から当方を見る表情が可愛い。北の沢の遊歩道を3分の1程進み、沢を離れて住宅街を東に戻った。往きには梢が見えていた白樺林は、幹も梢も雪を冠っていた。





雪は夕刻まで降り続いた。今朝は雪は降っていないが、雲は厚く低い。今朝のニュースで、梅見の映像が流れていた。数日の暖気で雪が落ちた庭の梅には、また雪が積ってしまった。