21, 02. 2013 雲を見ながら


久々に良く晴れ上がった昨日は、午前中は小さな浮雲が西から東へ流れて行ったが、午後に入って雲の量塊が大きくなり始めた。立体の残り3分の1の表情を付け終えた。北京の空を黒く覆っているPW2.5は、日本にも影響を与え始めている。樹氷の景観が美しい蔵王でも、採取されたとのこと。花粉と結びついた折の害が懸念されている。偏西風が吹く時期になると、被害は一層深刻になる。

2時前に、買物がてらの散歩に出かけた。東の空は晴れていたが、西には大きな量塊の雲が押し寄せていた。郵便物を投函し、南を少し廻ってスーパーへ行こうと、東町公園へ向う。樹々の枝には、未だ雪が残っていた。




大きな量塊の雲の影に日が入ると、雲の端が虹色に輝く。風もないのに、雲の動きが早く、変化が面白い。鉄道林前の道まで進もうと思っていたが、南の地域は排雪作業の最中だった。住宅街を気侭に折れ曲がりながら、北東に進む。雲の造形は面白く、見飽きなかった。






買物を済ませてスーパーを出る頃、雲の領域は大きく広がっていた。夕刻また青空が広がっていたが、7時過ぎから吹雪になり始めた。ガラス窓に雪がはり付く、酷い吹雪だった。




今朝は風が止んで吹雪いてはいないが、雪は間断なく降り続いている。母屋とアトリエの接合部分の窓も、半分以上雪で埋ってしまった。庭木に冠る雪も厚みを増し、石楠花の雪が梅の木に届いてしまった。排雪作業が進んで道幅が広くなっていたのに、これではまた道幅が狭められてしまう。