14, 12. 2012 久々の快晴


朝方の晴れ間が雲に覆われ小雪が舞い出して,また変化の多い天候となるのかと思われたが,9時前には雲が消え,昨日は雲一つない晴天が続いた。洗濯機を仕掛けて,仕事に入る。硝子戸越しの陽光が眩しく暖かい。眠っていた画面の青が動き出す。気分良く仕事を進め,2時半過ぎに散歩に出かけた。

前日の降雪は,綺麗に除雪されていた。公園内の遊歩道は除雪が済んでいなかったが,人通りの足跡があって,歩きやすい。シラカバ公園を南へ抜けて,南の緑地帯を目指す。小学生が遊歩道に溢れ出て来た。彼等は決して真直ぐには歩かない。立ち止まって話をする者,果ては雪玉をぶつけ合う者と,通り抜けるのに時間がかかる。東町公園のキタコブシの冬芽に雪が被り,佳い姿を見せていた。




南の緑地帯には、小鳥の姿が多く見られた。コガラ,シジュウカラヤマガラに,2羽のヒヨドリの姿もあった。晴天の方が活動的になるのだろうか。遊歩道に隣接する換気扇に小鳥が入る。よもや鳥が金属の口を広げたとは思われぬが,空気の取込み口のフードが広がっていた。巣を掛けているのだろうか。








中央の沢の東の遊歩道に入る。雪面が赤味を帯びて来ていた。日の位置が低くなって来ている。東西に走る道から押し出された雪の山が,一段と高くなっていた。




西の空が晴れている様なので,団地の北外れ迄足を延ばした。東は良く晴れていたが,西の山並みは雲に遮られて見えなかった。白く輝く山並みを,未だ見ていない。北の住宅街を東へ戻る。先日雪で煙っていたシラカバ林は,梢が赤く見えていた。シラカバ公園を北から通り抜ける。家々の硝子窓が赤く光り始めた。振り返るとユウヒが家並の向こうに沈むところだった。





美しい夕陽だったのに,今朝は一転曇空。先刻から雪が降り始めた。積りそうな牡丹雪。晴天は長続きしない。