11, 02. 2013 排雪作業の合間に


朝方は雲が多かったが、昨日も時間の経過と共に青空が広がった。前日の青空には遠く及ばぬ弱い青だったが、薄暗いよりは遥かに佳い。洗濯機を仕掛けて、水に浸してあった膠を煮溶かす。前々日に最後に試みた礬水に陶土を溶かして塗った経過が良い。陶土を引いて礬水を塗る作業よりも、手数と乾きを待つ時間が軽減される。新たな器を用意して、礬水と陶土を混ぜ合わせた溶液を準備した。数度塗り重ねて剥落がなければ、此の方法で仕事を進めることにする。

2時少し前に、散歩に出かけた。家の前の道路は、両側の雪の壁が削られ、雪を運ぶトラックが出入りしていた。排雪の重機は以前よりは小型となり、地響きも立てずに作業が進められていた。南西を廻ろうと、南へ向う。東町公園に沿って、東から南へ廻った。随分枝が折れている樹が目立つ。折れてはいなかったが、雪に枝を捉えられている樹もあった。






一番通りを渡り、南の緑地帯に入る。日曜日とあって、広場に雪を運び込む人々の姿があった。晴れて風もないので、小鳥の姿が多かった。コガラ、シジュウカラヤマガラが忙しなく飛回っている。ヤマガラをカメラに収めていると、横の幹で何かが動いた。目を凝らすと、コアカゲラだった。幹に白い班がある楓なので、見分けが付き難い。幹を廻りながら上昇し、西側の小振の木に飛び移った。身体の向きを変えて、カメラで追う。木を突つく動作は、アカゲラ程は激しくはない。虫は上手く捕獲出来るのだろうか。










小鳥達と20分近く遊んで、鉄道林前の道を西へ向う。中央の沢の東の遊歩道に入り、北へ戻る。暖かいので北の沢も廻りたかったが、東の住宅街は排雪作業が続いていると思われ、沢を離れて東町公園の北側に通ずる道を東へ戻った。公園の北側から、市の指定木の欅を見る。梢が大分霞んでいるので、小さな冬芽が出ているものと思われた。西の空は相変わらず重かった。家の前の道路は、完全に作業が終了していた。折角雪が無くなったのだから、今後余り降らないで欲しいもの。




今朝も薄雲はかかっているが、空は良く晴れている。今日も予報は、曇と雪。予報が外れて晴れ間が続いて欲しい。