23, 01. 2013 寒さの中でも


昨朝は雲が厚かったが、やがて高曇りとなり、10時過ぎには青空が広がった。飛来したヒヨドリが、猛烈な勢いで林檎を食べ続けていた。アタローも加わって威嚇するが、窓越しの威嚇などものともせず、残りの林檎を食べ尽くして飛び去った。昼食時に遅れて飛来したツグミは、ヒヨドリが雪面に食べ散らかした欠片を突ついていたが、諦めて飛び去った。出窓の小屋根に、繊細な氷柱が出来ていた。




前日膠を施した続きの部分の成形を進める。型崩れしそうな部分を小さなクリップで止めて、膠を施した。作業を終えた2時過ぎに、散歩に出かける。風もなく穏やかな天候だが、プラスの気温には到っていなかった。厚さと高さを増した歩道と車道の間の雪の壁が、深い影を作っている。介護施設の南の道を東へ向った。オニグルミの枝の先端に、丸い冬芽が出ていた。ナナカマド公園から続く遊歩道を南へ進む。東の住宅街から押し出された雪が雪の壁を越えて、遊歩道に落ちていた。





一番通りへ出て、東へ向う。彼方此方で雪片付けをする人々の姿が見られた。レンギョウの冬芽が黄色味を帯びて来ていた。東の沢に隣接するお宅の高い塀の上から、フサフジウツギの花序がドライ状態になって見えていた。枝は縄で縛られてあったが、切詰めなかったものと見える。




煉瓦工場の前を通る。積上げられた煉瓦には雪が冠り、緩やかな曲線を描いている。奥のシンジュに、大きな冬芽が見られた。




高速道路の東の道を、二番通りまで続く公園を見ながら北へ戻る。夏には花を確認出来なかったイワガラミの花が、高い位置に残っていた。白樺の冬芽が赤く膨らんでいる。遠景の白樺の梢が赤く見えるのは、この冬芽の集積が成せる技。二番通りからナナカマド公園に入る。公園の白樺も、梢が赤く見えていた。楓の赤い枝に、白く小さな冬芽が出始めていた。





今朝は雲が多く、風花の雪が舞っていたが、9時を過ぎて空は真っ青に晴れ渡った。新たな林檎は、もうヒヨドリが占領している。