05, 01. 2013 凍てつく街


穏やかに良く晴れた新年だったが,仕事始めの昨日は風も強く,雪が舞い始めた。時折晴れて青空が広がるが,長続きはしない。正午前の天気予報を見ると,筋状の雪雲が北西から流れて来ていた。午後に入って、少し晴れ間が長引いた。今日の教室の為のモデルと茶菓を買い求めに札幌へ出かける。高い位置を走る車窓から,黒い雪雲の西に青空が広がり,奥に白い雲を背負った山並みが綺麗に見えていた。

駅前からバスで南1条へ向う。小物を買い求め,大通公園を西へ向った。公園内は雪祭りの準備なのか、仮設の建物が建ち,車が入り込んでいた。大雪像の土台になるのか、建築現場さながらに、鉄骨が組まれていた。冷たい風に乗って雪が舞い始める。充分着込んで出かけたが,風が刺す様に冷たい。駅へ戻る途中から,地下道へ逃げ込んだ。





買物客で賑わう地下街を通り抜け,駅前で生花と茶菓を買い求めて戻る。最寄りの駅に着く頃には、日は暮れて,雪が激しくなっていた。10cm程積った雪は,路面の凹凸を吸収し,随分歩き易くなっていた。明けて来た今朝の空は,雲が多めながら青空が見えている。年末に雪が融けて姿を現していた石楠花も,また雪を冠ってしまった。広がっていた葉は、キリリと巻いている。