04, 01. 2013 快晴の真冬日


道内に様々の注意報が出され,少し北の江別ー岩見沢間の高速道路も閉鎖されていた昨日は,風は強かったが朝方の晴れ間が終日続いた。年末に準備した大量の汁で,三が日の雑煮を祝い終え,そろそろ飽き始めた煮物も底をついた。僅かに残った筍や蓮根は、義妹が小さく刻んで海老や銀杏を加え,夕食の茶碗蒸しに仕立て直した。量も味も,上々の出来だった。

手仕事をしながら、箱根駅伝の復路の様子を見る。往路程の劇的な変化はなく,往路最後に抜け出た大学が,完全優勝を遂げた。何時ものことながら,沿道の人の多さには驚かされる。手仕事が一区切り付いて,散歩に出かけた。前夜僅かに降雪があって、5cm弱の雪がうっすらと載っていた。明るい陽光で,新雪が輝く。青味を帯びた特殊なガラス窓が反射する光が,雪面に色を映していた。




青空にモクレンの冬芽の銀毛が映える。南の緑地帯のキタコブシの冬芽は,モクレンよりかなり小さかった。ライラックの枝先に,円い冬芽が出ていた。




真冬日続きで路面は凹凸を残したまま硬く凍てつき,歩き難いこと此の上ない。もう少し多めの降雪量があると,凹凸が埋って平坦になるのだが,都合良くは参らない。何度か雪に足を取られ,ナナカマド公園の南の遊歩道に出て,ほっと一息ついた。新雪が強い風で飛ばされ,路面の片側に雪が溜っている。道の中央は踏み固められた雪が凍り付いているが,新雪の上は歩き易い。皆,思いは同じらしく,新雪の上には足跡があった。



今朝も南西の空に,半月が見えている。今日の最高気温は、-6度の予報。仕事始めで,世の中が動き出す。どの様な1年となるのだろうか。