07, 03. 2014 冬の温室


オホーツク海で合体した低気圧の猛威で昨日は道東が荒れ,小中高とも休校になり、国道も閉鎖区間が出た。3月は荒れる日が多い。当地は8時前には青空が広がって,陽が射して来た。洗濯機を仕掛けて,2本の筒状の立体の着彩に入る。表面の彩色は出来上がったが、最後の荒しの水滴を塗装前に施すか,塗装後に施すかの問題が出て来た。防水効果のある塗料を施してから,水滴が上手く定着するだろうか。

朝窓に貼り付いた雪の合間から見える青空の写真を撮り処理をしようとしたら,カードリーダーが謀反を起こした。何度試しても、PCにアイコンが現れない。もう8年以上使用しているので毀れたのかも知れない。ブログの記載も出来なくなるので,午後から札幌へ買い求めに出かけた。電車が札幌へ近付くと,雲が低く垂れ込めて雪が降り出した。山際を雪雲が通っていたらしい。駅前の電気店でカードリーダーを買い求める。戸外は雪で白く煙っているので,少し時期が遅いとは思ったが植物園の温室へ向った。入口近くの北側の空間は,クリスマスローズが花盛りだった。時期が遅く,花弁が緑色になっている株もあった。




南側の大きな空間に移る。ゲットウ(月桃)の花序が花を開き始めていた。ノボタンは殆ど花期が終り,ジャワ産のノボタンがこれから開花の状態だった。茎の赤さが毒々しい。近くのルリマツリの色にほっとする。パピルスも半ば枯れ始めていた。






戸外へ出て,葉が黄ばみ始めた竹を見ながらB棟に入る。目当てのウツボカズラも,半ば茶色く変色していた。直ぐ傍に,新参のウツボカズラがあった。口の部分が,何とも禍々しい。ウツボカズラは,緑一色の種が佳い。蘭も殆ど終盤だったが,淡いピンクの蘭が佳かった。溢れる緑を楽しんで戸外に出る。外は少し先も霞む降雪だった。駅前で生花と茶菓を買い求めて戻る。厚別を過ぎた頃から空が明るくなり,最寄りの駅に着くと空は晴れていた。








今朝も青空が広がっている。オホーツク海上の低気圧の動きが遅く,道内には様々な注意報が出ている。早く東へ去って,余り荒れないことを祈るのみ。