06, 04. 2018 残っていた雪


昨朝の雲は次第に開いて、やがて青空が広がってきた。時折大きな雲が陽を遮るが、矢賀てそれも間遠になった。絵具を調整し、下地を作り始めた。殆どが床に落ちる捨て絵具なのだが、この作業をしないと、画面に深みが出ない。2度絵の具を施して、下地つくりを終えた。

1時台の電車で、札幌へ向かった。空はよく晴れていたが、風が冷たかった。南1条の2店舗を廻り、買い物を済ませる。もう春の花壇の植え込みが始まっていると期待していたのに、大通公園には未だ雪が残っていて驚いた。それでもライラックの芽は、緑色に膨らんでいた。街路樹のイチョウの銀杏は皆落ちて、くさびの様な形状の芽が伸びていた。歩道の西側には、昨秋植えられたのか、チューリップの芽が並んでいた。





道庁の南門から、構内へ入る。八重桜の中に1本混じっているズミの芽が、少し膨らんで来ていた。北側の池の前には、除雪で出来た雪の山が未だ残っていた。北門の方に向かう。北門近くのイチョウも、実を皆落としていた。叢には、夥しい数の銀杏が転がっていた。雪が融けて芽生えが進むまでの時期、色の少ない薄汚れた空間が広がる。駅前で、生花と茶菓を買い求めて戻った。





今朝は曇り空。今日の最高気温は4度で、雪の予報も出ている。季節が逆戻りしてしまった。