06, 01. 2013 雪の様相


朝方は雲が多かったが,時間の経過と共に雲は切れ,昨日は良く晴れ渡った。寒気も僅かに緩み,風のない穏やかな日和となった。教室に見える方々の為に,玄関前の雪掻きをする。北風で吹き付けられたのか,階段は段差が見えぬ程、雪が溜っていた。未だ新年用の花が多く,今月のモデルはグロリオサとシンビジュウムに白いデンドロビウムを添え,枝ものには葉に白味があるアカシヤを用いて,葉蘭で締めた。茶菓は年頭恒例の花びら餅。初釜で供される茶菓は,此の時期しか出回らない。

教室を終えて床を磨く。漸く仕事が出来る態勢になった。夕食の素材を買い求め方々の散歩に出かけた。車道も歩道も,除雪が済んでいた。日陰で青くなってしまったが,歩道の靴の跡に雪が白く詰っているのが面白い。低い。石塀と積雪の間に、雪が作り出す小さな造形が見られた。






晴れて風もないので,四番通りまで足を延ばす。前日見えていた西の山並みは,雲に霞んでいた。晴れてもくっきりとした山並みは,中々見られない。農場の北側の木立を見上げる。ズミの巨木には,実が残っていなかった。ヒヨドリの仕業だろうか。





農場の間の道を南へ戻る。雪の後だけに、空の青が美しい。北風が造ったのか,雪面に雪が転がって出来た跡が残っていた。



昨夜写真家に依る「世界ねこ歩き」なる番組を見た。西欧の街には野良猫が多い。スペイン旅行の折に,コルドバのローマ遺跡やグラナダアルハンブラ宮で,野良猫にカメラを向けたのを思い出した。今朝は時折雪が舞うが,青空が広がっている。今日から仕事始め。