31, 12. 2012 雪が融けて


昨朝の雪は,10時過ぎには雨に変わった。雪嵩は減るのだが、道路状態は悪くなる。洗濯機を仕掛けて,寝室の掃除をする。正午過ぎに雨は小降となって,やがて上がった。雨が止んでいる内に生花を買い求めて来ようと出かける。案じていた通り,道はざくざくの状態だった。交通量の多い幹線道路は路面が現れて,水が川の様に流れていた。枝道は車の轍が深く刻まれ,小さな雪の塊が路面を覆っていた。除雪車が平に削ってくれないと,此の侭凍り付くと大変なことになる。



雪に足を取られて歩き難いので,小さく東を廻って,生花店へ向う。目の前の電線に,雀の群が舞い降りた。鴉が飛んで来たが,雀は数を頼りとしてか,逃げ出さなかった。小公園の北の巨木に,大きな冬芽が出ていた。確かシンジュに似た樹だった様に思う。東の沢の柳にも、小さく冬芽が見受けられた。もう少し先には,ネコヤナギとなって,銀毛を見せてくれる。




前日食材を買い求める折に生花店を下見しておいたので,2店で生花を買い求め、アトリエに飾る小さな鏡餅も買い求めて戻った。玄関と仏壇前の花を生け,アトリエには鏡餅の両側に,若松の小枝と千両を入れた小さな壷を飾って,新年を迎える準備を終えた。



今朝は曇空。石楠花に冠っていた大きな雪の塊が溶け,久々に筒状に巻いていた葉が開いている。大荒れの予報が出ていた大晦日。荒れずに穏やかな新年を迎えて欲しい。