01, 01. 2013 穏やかな年末


晦日の昨日は,前夜雨から雪に変わった降雪も止み,穏やかに明けた。午後一杯,雑煮や煮物にかかり切りになるので,10時過ぎに散歩に出かける。案じていた通り,道路は酷い状態になっていた。大晦日で、除雪車が出動した気配はない。車の轍が其の侭凍り付き凹凸出来た道,平に融けていた道はスケートリンクの状態になって危険この上ない。歩道は足型が付いてはいるが車道程凹凸が酷くはないので,歩道のある道や遊歩道を廻ることにした。






南の緑地帯を廻り,ナナカマド公園の遊歩道を戻ろうと,南へ向う。緑地帯に入る頃,雲が開けて青空が見えて来た。遊歩道の脇に,大きな雪の塊が落ちていた。屋根からの落雪かと見上げたが,屋根には雪が残っている。生垣のヒバに載っていた雪だった。断面には積層した雪の跡が見える。長い期間落ちずに載っていた雪であることが判る。




ヒヨドリの姿が見られた。ナナカマドの実は少なくなっているのに,何を食料としているのか。図書館の南や,北の公園で見かけたズミの実が思い出された。何の樹だったろうか。巨木に赤い大きな冬芽が出ていた。




何時も住民の方々が綺麗に除雪されている鉄道林前の道を東へ戻る。ナナカマド公園の南の遊歩道に入る。前日暗く陰鬱な表情を見せていた白樺の梢が、赤味を帯びて輝いていた。



昼食後から夕刻までかかって、7種の煮物と雑煮の汁を仕上げた。三が日は余り調理をしなくても済む。晴れ間は夜分まで続き,月明かりが明るかった。明けて来た空は雲が広がっている。昨年は気象条件が厳しかったが,新しい年は平穏であって欲しい。