30, 12. 2012 快晴の一日


朝方空を覆っていた雪雲は間もなく切れ,昨日は快晴の一日となった。最高気温が-3度の真冬日でも,陽が射すと出窓の小屋根に積った雪から水滴が落ちる。寝室の掃除を済ませ,新年用の新しいパンツの裾上げをした。

2時少し前に,夕食の素材を買い求めに出かける。日射しは明るいが,足元の雪は融けては居らず,片栗粉の様に軋む音がする。雪面か陽を受けて,キラキラ輝く。時間がかかりそうな献立にしたので,東を小さく廻ってスーパーへ行くことにした。モクレンの冬芽が銀色に光っている。ナツハゼの枝が,雪に捕えられていた。柔軟性のある木なので、折れることはあるまい。




樹の枝先や屋根から、また氷柱が下がり始めた。道路脇の雪の壁に,氷柱が上向きに突き出していた。屋根から雪と一緒に滑り落ちたものとみえる。傍の屋根を見上げると,もう新たな氷柱が下がっていた。






東の沢に沿って北へ向う。陽が射さぬと暗く陰鬱な表情を見せる沢の樹々も梢が輝き、梢の色の相違が良く見える。楓の赤い枝先が,青空に映えて美しい。沢を離れて,窪地のある公園に入る。桜の冬芽が膨らんでいた。花が開くのは4ヶ月以上も先のこと。長い冬が恨めしい。スーパーに入る前に,西の山並みを見渡した。上空は良く晴れていたが,山並みは霞んでいた。





西に見えていた雲が広がったか,今朝から小雪が散らついている。今日の最高気温は6度。雨の予報も出ている。雪嵩が減ずるのは好ましいが,雪が融けた後の道路状況を想うと気が重くなる。