26, 12. 2012 雪の聖夜


前日同様,夜半から晴れ間が続いた昨朝は,気温が一段と下がった。朝のニュースで,札幌周辺の地区毎の予報を見ると,中央区は-10.9度だったが、当地は-13度と表記されていた。最高気温の予報は-9度。数日前の最低気温よりも低い。硝子の氷結も頷ける。通常の洗剤では洗えぬセーター類の洗濯に取り掛かる。宛名書きの残りを終えたら,2時を過ぎていた。

午前中の晴れ間は,もう雲に覆われていた。散歩に出かけようと居間を通ると,出窓の氷柱は未だ落ちず,三段構えになり始めていた。南東を小さく廻って来ようと、ナナカマド公園を南へ抜ける。東の沢に隣接する公園に運び込まれる雪が,嵩を増していた。




沢の西の道を北へ戻る。樹の梢にヒヨドリが止まった。この様に低い気温の折に,飛回っているのは鴉とヒヨドリ位。小鳥の姿は見えなかった。覗き込んだ沢は,陰鬱な色に沈んでいた。東へ戻り,ナナカマド公園を通る頃,西の空が僅かに明るくなって来ていた。夜分に晴れるとまた気温が下がると忌々しく思いながら戻った。





晴れるどころか、昨夜は猛吹雪。アトリエのガラス窓には雪が張り付いていた。少し明けて来て居間のガラス窓を見ると,未だ氷柱が下がっている。気温が低くて雪が滑り落ちない。氷柱の表面にも,雪が冠っていた。



雪は未だ降り止んでいない。風も強く,大荒れの天候となりそう。