26, 01. 2016 氷柱伸びる


昨朝の晴間は間もなく薄雲が広がり、明るい空から雪が舞い始めた。陽の位置も、薄雲の底の青空も見えているのに、雪は降り続いた。沖縄に降った霰でも驚いていたのに、台湾でかなりの雪が降った。子供達は大喜びだったが、80名もの方々が亡くなった。北米の雪に因る死者も、驚く程多い。

午前中は仕事にならなかったが、午後に入って日射しが強くなって来た。一仕事終えて、散歩に出掛けた。伸びた氷柱を見ながら、西へ向かう。雪を冠ったマンサクの花芽が、膨らんで来ていた。





北の沢の樹々も、雪を冠って真っ白だった。樹々の合間から北西を眺めたが、黒い雲に覆われていたので、遊歩道を南へ向かう。落葉松に絡まったイワガラミの枯れた花が残っていた。自然が作ったドライフラワー。沢を離れて、住宅街を北東に戻る。目の前の大きなナナカマドに、ヒヨドリが飛来した。少なくなった実を啄んでいる。飛来した方角を見ると、やはりナナカマドに、かなりの数のヒヨドリが見られた。食料が乏しくなっているが、未だご逗留とみえる。シラカバ公園を通り抜ける頃、西の高い雲に陽が捉えられた。屋根からずり落ちそうになった雪の先端にも、氷柱が下がっていた。







今朝は浮雲が多いが、雲間から青空が見えている。最高気温が2度と、久々に真冬日を脱出する予報。路面の雪が融けた後が恐ろしい。