18, 12. 2012 薄暗い午後


薄雲は広がっていたが,昨日午前中は青空が広がった。作品に加筆をして、乾きを待つ間に年賀状の原稿を作成する。今年も随分,欠礼の葉書を戴いた。見送られた方々が、ご両親の世代からご兄妹の世代に移り,加齢を実感する。

午後に入って,雲が広がり始めた。三度目の加筆を済ませた2時前に,散歩に出かけた。予報程は気温が上がって居らず,前日融けて出来た氷柱の先端から、水滴が落ちていなかった。札幌よりも、当地の気温が下がっているらしい。ナナカマド公園の南の緑地帯を進む。小鳥の一団が,前方のナナカマドに止った。雀の一団だった。




一番通りから住宅街を気侭に折れ曲がりながら南東に進む。鉄道林前の道に出て,東へ向った。団地の東外れに近いお宅のエゾノコリンゴが,未だ実を付けていた。鳥が食べた形跡はないかと雪面を見たが,見当たらなかった。更に東のお宅には,林檎よりも小型の実が残っていた。こちらも鳥が啄んだ様子はない。大食漢のヒヨドリは,何を食べているのだろうか。





線路と立体交差して北へ伸びる国道の手前で,道は直角に北へ折れ曲がる。ハルニレが聳える公園は雪で通り抜け出来なくなっていた。東を回り道して,一番通りに戻る。煉瓦工場の前を通り,高速道路の西の道を北へ戻る。土管に積った雪が,面白い形を見せていた。工場の敷地から北は,二番通り迄沢を利用した公園が続く。ミヤマハンノキの枝先に、雄花の冬芽が見受けられた。最上部の写真が,ミヤマハンノキ。公園の樹々は,黒々と沈んでいた。





住宅街を北西に戻る。また,雀の一団が電線に飛来した。寒さ対策か,胸の肉が厚い。焼き鳥で寒雀が賞味されるのを思い出した。



昨夜来の雪が降り続いている。西隣のお宅の屋根の積雪が、70cm位になっている。所々に氷柱も出来始めた。早々と,雪下ろしが必要になって来た。この様な雪の日,小鳥達は何処で過ごすのだろうか。