17, 12. 2012 雪の華咲く


前夜から降り続いた雪は,2時過ぎ迄降り続いた。洗濯機を仕掛け,中途の作品の水張りをする。乾きを待つ間に,雑用を済ませた。午後に入って,雪は少し小降になる。小振の内に投票を済ませて来ようと,出かけた。肩入れしたくなる様な候補者も居らず,消去法で選ばなければならぬのは何時ものことながら,政党の乱立もあって,選択が難しい。シラカバ公園傍の幼稚園の会場は,かなり混雑していた。

投票を終えて,公園を南へ向う。日曜日とあって除雪はされていなかったが、投票所へ向う人々の足跡で、遊歩道には踏み固められた道が付いていた。湿り気を含んだ雪は,梢の細い小枝にも積り,見事な雪の華が咲いていた。白樺の巨木に寄生したヤドリギも、雪を冠っていた。東町公園も人影がなく、白く煙っていた。






南の緑地帯を抜け,鉄道林前の道に出る。南西の空が明るくなって来た。東へ戻ろうと思っていたが,西へ進む。雲が少し開けて,陽が射して来た。数日振りの陽光。中央の沢の東の遊歩道を北へ戻る。雪の上に,小さな羽虫を見付けて驚いた。あの真冬日をどう過ごしたのだろうか。風もないのに雲の流れは早く,西から雪雲が迫って来ていた。







遊歩道を離れて,東へ戻る。シラカバ公園を西から通り抜ける。往きには見事に咲いていた雪の華は,もう落ちていた。事前の予想を大きく上回って,自民党が大勝した。この国民の選択がどの様な結果をもたらすのか,政局から目は離せない。



今朝は風もなく,青空が広がって来ている。新たな政権も抱える問題は山積。此の天候の様に穏やかには行くまい。