19, 12. 2012 雪・晴・曇・雪


終日雪の予報が出ていた昨日は,雪は10時過ぎには小降りとなった。母屋の出窓の軒から雪が落ち始める。11時前に陽が射して,突然青空が広がった。前日作った賀状のファイルに手直しをしていたが,途中で止めて作品の加筆をする。正午前の天気予報に登場した札幌の光景は,雪で暗く霞むものだった。山際の降雪が酷い様子だった。




晴れ間は長くは続かず,昼食時には雲が広がり始めた。中途になっていたファイルを作成し,散歩に出かけた。頭上は雲に覆われていたが、東の空に晴れ間を見せた青空が見えていた。住宅街を東へ進む。庭木の梅の樹に,雀の一団が舞い降りた。少し東のお宅のイチイの樹で,幹を突つく鳥の姿があった。コガラだった。常緑樹のイチイは、風雪の折の鳥の佳い隠家となる。





住宅街の中の公園では,雪を運び込む人の姿が見られた。公園の北側に聳える名称不明の樹木に,冬芽が見えていた。東の沢に隣接する公園のホウノキは、すっかり枯れた実を未だ付けていた。此の公園でも近隣の人々が運び込んだ雪が,大分高くなっていた。





沢の西の道を北へ向う。前日北側から見下ろした沢の公園を,西から見下ろす。新雪で沢は、少し明るく見えていた。二番通りを越えて,沢に隣接するあかしあ公園の前を通る頃,小雪が散らつき出した。



開けて来た空には,朝焼けが出ている。夕刻から昨夜にかけての雪は,余り深くは積っていない。明方の晴れ間で,気温は頗る低い。今日は真冬日の予報。今年の冬は,厳しい。