11, 01. 2016 高い西の雲


晴間は望めぬ予報だった昨日も、9時を過ぎて青空が広がった、洗濯を後回しにして、先に仕事に入る。一仕事終えた10時過ぎに、西の雲が時折陽を遮る様になった。午後に入って日射しを待ったが、陽の通り道の南東から北西にかけての雲が高く、中々安定した日射しが得られない。諦めて、散歩に出掛けた。

西の空は黒い雪雲が高かったが、北から東の空は良く晴れていた。ナナカマド公園を南へ抜ける。白樺の雄花が、随分大きくなって来ていた。車道と遊歩道の境に植えられたヒバの生垣から、雀がかわるがわる頭を出していた。どうやら、此処がねぐららしい。やがて一斉に飛び出して、直ぐ南のナナカマドに止った。かなりの数の一団だった。





頭上は晴れているのに、南西の雲から風花の雪が流れて来る。時折雲間から覗く陽光を見ながら、南西へ向かった。桃の木を思い出して、見に立寄る。桜の芽よりも小さかった。本州では、梅、桃。桜と順に咲いて行くが、当地は一斉に咲き出して順不同。桃は一番遅くなる。





雪雲と陽が演じる相克は、力強い場面を演出する。雲のドラマを見ながら、東町公園に続く緑地帯を、北へ戻る。枯れてはいるが未だ緑色の葉を少し付けている庭木に、ヒヨドリの姿があった、更に北のもう東町公園が見える位置の大きなシナノキにも、ヒヨドリの姿。前日見かけた一団が、分散しているのだろうか。日没まで、西の雲は高く、陽を遮っていた。






明けて来た空は、浮雲は見えるが良く晴れている。今日の予想最高気温は-4度。夜分も火は落とさず点けているストーヴのヴォリュームを上げても、中々阿多宅ならない。