17, 11. 2012 冬囲い


昨日は朝方の雲が切れて、思いがけず青空が広がった。冬囲いの作業をして頂くお二人は、10時過ぎに見えた。切詰めをお願いするスモークツリーとユウバリヤナギを見て頂く為に庭に出る。昨年切詰めて頂いたナツツバキは程良く纏まってはを赤く染めていたが、スモークツリーは茫茫と伸びて5mを超す高さになっている。スモークツリーの紅葉も、青空に映えて美しかった。ユウバリヤナギは根元から切り取って頂くつもりでいたが、幹を揺すっておいでの内に、木が傾いて来た、掘り上げて下さることになった。これで何時でもヤマボウシを植え込むことが出来る。




1時を過ぎても未だ作業が続いていたので、後を義妹に任せて札幌へ出かけた。雨の心配はなさそうなので、暑い折に縫い上げたヌバックのシャツの仕立て下ろしをした。先年ポルトギャラリーで上の会場で同時期の個展をして頂いた斎藤氏が、お父様と二人展を開催中なので伺う。時計台ギャラリーのA.B室が会場とのことで、作品は分けて展示されていると予測していたが、お二人の作品が2室に混在していた。斎藤氏らしい佳い展示だった。

会場を出て、大通公園へ向う。青空は広がっているが、山際の雲が雨雲だった。葉を落とした樹々に変わって、イルミネーションが設置されていた。銀杏は殆ど葉を落として、実が露に見えていた。ユリノキも落葉が進んでいた。地面を見ると実が落ちていて、拾って来た。色の美しい落葉を拾い集める方々に数人出会った。








北へ向い、道庁の南門から構内へ入る。南門脇のハリギリは、今年も花や実を確認出来なかった。雌雄異種なのだろうか。木肌が雄々しく魅力がある。最上部の写真がハリギリの樹。構内は落葉で彩られていた。正門から東へ続く銀杏並木は葉が落ちて、寒々とした様相を見せていた。




山際に見えていた黒い雲が広がったか、今朝は雨が降っている。週間予報には、明日から雪だるまが勢揃いしている。冬囲いも間に合って、安堵している。