07, 11. 2012 アカゲラに出会った


高速道路に架かる長い橋を渡る。此処から西の札幌と接する東西に長い地域が団地となる。高速道路の西側の白樺が、未だ葉を残していた、二番通りに面した公園は落葉が進み、見通しが良くなっていた。柳の葉は色を失い、残り少なくなって来ていた。





車を避けて、1本北の道に入る。西の空が重くなって来ていた。前方に見える筈の里芋の葉が見えない。近付くともう刈り取られた後だった。大根の葉の上に切られたばかりと思われる里芋の葉が見えている。丁度大根を集めにしっかり身支度された婦人が出てらしたので、里芋のことを尋ねた。掘り上げたばかりと、バケツに入った里芋を見せて下さった。売場に出ている里芋に比べて、赤味が多いのに驚いた。段差のある場所で、目の前の塀の上に、里芋や茎を並べて下さった。写真を撮らせて頂き、礼を述べて戻った。






昨日は、雨雲が低く垂れ込めた薄暗い日となった。天気予報を見ると、北京付近に大雪を降らせた低気圧が接近している。南方から暖かい風が吹き込んだ所為か,気温は比較的高かった。午後に入って空は暗さを増して来た。NYのNさんに送る封筒を抱えて、郵送しに出かけた。横文字の宛名を見て、局員の女性が和風の記念切手を手際良く貼って下さる。何時もながら、細やかな気遣いが有難い。

かなり薄暗かったが、南西を廻って戻ることにした。小学校脇の白樺は葉をすっかり落とし、大きなヤドリギが姿を現していた。降り積った落葉の量が、格段に増えている。大きなホウノキの葉も混じり、落葉も最終盤となった。




南の緑地帯で、アカゲラを見付けた。低い位置の幹を突ついている。もう一羽飛来して、縺れ合う様に飛び去った。鉄道林前の道に出る頃、雨粒が顔に当たった。駅前に出て車を拾おうと、西へ向う。葉の小さなスモークツリーが紅葉し、佳い色を見せていた。駅前に出ると折よくバスが来て、バスで戻った。




強くはないが、今朝も雨が降り続いている。今週も雨がちの予報が出ている。日が短くなった上に、雨の薄暗さは堪らない。