23, 10. 2012 冬支度


薄雲は広がったが、昨日午前中は良く晴れた。強かった風も治まり、暖かく感じられた。日射しが明るい方が色が輝き、気分良く仕事が出来る。二工程仕事を進め、合間に冬用のパンツの裾上げをした。今日のゴミの集荷に合わせて、黄葉を楽しんだチョウジソウを切詰めた。オオウバユリの殻が口を開いて来た。もう少し様子を見て切り取ることにする。暑い夏が功を奏したのか、ツワブキに花序が上がって来ていた。




雲が厚くなって来たので、2時過ぎに買物がてらの散歩に出かける。暫く廻らなかった東の沢へ向う。沢に隣接する公園のホウノキは、葉が枯れ始め、草原には大きな葉と鴉が啄んだ実が散乱していた。沢に沿って北へ向う。沢を背にしたお宅のヤマボウシのの実が、赤く熟していた。小さな木なのに、良く実を付けている。裏手の沢は、黄ばんだ葉とヤマブドウの赤い葉が混在し、最後の輝きを見せていた。





沢を離れて、住宅街を北西へ向う。漬物用の大根を干しているお宅があった。庭で採れたのか、かなり太めの大きなナンバンを干しているお宅もあった。夏の間姿を見せずに気に懸かっていた良く吠える犬が、元気に吠えているのでほっとする。暑い時期に見かけたセリ科の植物が、未だ花を付けていた。球体が開いて花序を形成するらしい。道路から窪地を覗き込む。サラシナショウマの白い花序が見えていた。







スーパーの入口に、大きな蕪が積まれて売られていた。売場には鍋物のセットも並んでいる。冬支度の季節が始まった。



厚みを増していた雲がもたらしたのか、今朝は雨が降っている。風も強いが、気温は余り下がってはいない。この風で、落葉は進むものと思われる。