17, 09. 2012 蕎麦の実


昨日は雨が降って気温は少し下がったが、湿度は相変わらず高かった。強い勢力を持つ台風16号から伸びる秋雨前線の影響で、暫く好天は望めそうにない。自民、民主共に、党首選の最中で国政がお留守となっているが、尖閣諸島の対応で、中国の日本企業に対する攻撃が強まっている。今の所、中国政府は暴動を抑える形をとっているが、先は読めない。

増えた洗濯物を戸外には干せず、階段廻りの手摺にまで干したら、鬱陶しさが増した。此の分ではすっきりとは乾くまい。薄暗くて手仕事をする気になれず、本を読んで過ごした。余り強い雨ではないが、時折降って晴れ上がらない。午後に入って薄日が射して来たので、散歩に出かけた。西の空には雨雲が張り出している。また雨が降り出しそうなので、南を小さく廻って戻ることにした。一番通りを東へ向う。小学校近くの畑では玉葱の収穫が終り、長葱には茎を白くする為の土が寄せられていた。東の沢で、小さな団栗を見付けた。実の形状で種が判るのだろうが、種は特定出来ない。




住宅街を北西に戻る。蕎麦はどうなったかと、立寄ってみた。白い花弁は殆ど落ちて、暗紫色の実が広がっていた。製粉をどうするのかと、要らぬ心配をする。隣の向日葵も、大分実入って来ていた。油でも採るのだろうか。




道を適当に折れ曲がりながら、北西へ戻る。無花果がまた背丈を伸ばし、実も少し大きくなっていた。写真を撮っていると、此の家のご主人が木工の仕事場から出ていらした。良く育っているのに、食料にはならないのが不満の様子だった。来年の存続が危ういかも知れない。




無花果が食べたくなって、スーパーへ立寄る。無花果は出ていなかった。価格が高く、痛みが早いので扱わないのかも知れない。スーパーの西の木立のツルウメモドキが実を多く付けていた。高い位置なので刈り取られることなく、色付きを楽しめそうだった。



今朝もどんよりとした曇空。先週よりは気温が下がっているが、湿度が高く、家の中が湿っている様で気分が悪い。爽やかな秋晴れの日が待たれる。