30, 09. 2016 雨が上がって


前日雨を降らせた雨雲は、中々去らなかった。今日のゴミの集荷に合わせて、庭の伸び過ぎた樹の枝を切り詰め、雑草を引き抜く。40l入りの大きなゴミ袋が一杯になる頃、雲が開けて陽が射し始めた。家に入って、一仕事進めた。午後に入ると、また大きな量塊の雲が、陽を遮り始めた。雲の様子を窺ったが、日は射しそうにないので散歩に出掛けた。

北から東に掛けて青空が広がっていたが、陽のある位置は分厚い雲が陽を遮っていた。時折雲の切れ間から、薄日が射す。北西のジョウロウホトトギスを見て来ようと、シラカバ公園を西へ抜ける。マンサクの小さな突起は、殆ど変化がない。塀から垂れ下がったジョウロウホトトギスは、花を増やしていた。先端の花が朽ち始めたものもあった。屈んで花の中を覗いてみる。外形からは予測もつかぬ程、派手な内面を秘めている。






突き当りの北の沢の遊歩道まで進み、南へ向かう。落ちた栗の毬が増えていた。サルナシの葉が、黄色くなり始めていた。2番通りを越えて、中央の沢の遊歩道に入る。遊歩道も叢も、落葉が降り積っていた。沢を離れて、クコを見に立寄る。花の数が減って、実が増えていた。





住宅街を、北東に戻る。春に一度刈られて、進行が遅れていたウドを思い出して立寄る。未だ花を付けていた。青い小さな実も見える。暗紫色の実を見せるのは、もう少し先になりそう。塀に絡まった蔦の葉が、赤味を増していた。




家に戻り一休みしていると、雲が開けて陽が射して来た。早速仕事に取りかかる。4時半を過ぎて日が赤味を帯びる頃には、忌々しいほど雲なく晴れ渡った。今朝も全く雲なく良く晴れている。気温は下がって、窓ガラスが水滴で白く煙っている。