14, 09. 2012 真夏日続く
9月も半ばというのに、高温の日々が続く。例年なら夏物の衣服を片付けて、秋物と冬物の衣服を取り出す時期なのに、納戸には未だ夏物の衣服が吊るされてある。この様な秋は経験が無い。温暖化なら、長い冬が短くなって欲しいもの。雨と高温で、雑草の勢力が凄まじい。前日見た玉葱畑の雑草を思い出し、今日のゴミの集荷に合わせて雑草や花期の終った植物を切詰めてゴミ袋に詰め込む。大きなゴミ袋に2つ詰め込んだが、茫々とした感じの庭はすっきりしない。
2時少し前に、夕食の素材を買い求めに出かけた。雲は秋らしくなり、空も高さが感じられたが、気温がかなり高い。少し南を廻ろうと、木陰になるナナカマド公園の緑地帯を進む。ツリバナの実が色付き始めていた。一番通りを東へ進む。剪定されたオオヤマレンゲの実が、赤味を増して来ていた。低い塀から何時も覗き込む園芸種のトリカブトに、蕾が上がって来ていた。葉は黄ばんで、状態が良くない。
見事に手入れの行き届いた野菜畑の角を曲がり、北へ戻る。玉葱は未だ収穫されていなかった。スーパーには新芋が並んでいるが、此処の馬鈴薯は越冬用なのか、土が掛けられている。人参、白菜、キャベツと、かなりの量の野菜が育っていた。
沢伝いに北へ向おうと、東の沢へ向う。沢を背にしたお宅のフウセンカズラは、早く花を付けた下の部分は黄ばみ始め、蔓の先端は物置の屋根を越えていた。2m足らずの小さな木ながら良く花を付けるヤマボウシの実が、僅かに色付き始めていた。発芽して20cm程になったヤマボウシの花を見ることが出来るだろうか。
二番通りを越えて、沢の西の道を北へ向う。タラノキの花は終り、小さな実を付けていた。早く開花したものは、もう実が茶色くなっている。最上部の写真もタラノキ。
ホップの様な実を下げていたサワシデの実も色付き始めていた。沢を離れ、窪地に立寄る。下へ下りると気付かぬが、数本ある栗の樹は良く実を付けていた。世界遺産となった知床の熊が、異常に痩せ細っていると報じられていた。鱒が川を上らぬのが原因らしいが、野生の栗や胡桃はないのだろうかと思う。窪地のサラシナショウマは、未だ開花していなかった。大きな蕗の葉は、虫が穴を開け、皆レース模様になっていた。
今朝も雲なく良く晴れている。気温が上がって、真夏日となるらしい。もう直きお彼岸なのに、暑さは去らない。