04, 09. 2012　センニンソウ

この暑さは何時まで続くのだろうか。昨日も30度を超える気温となり、空は真っ青に晴れ上がった。庭木の緑はすっかり疲弊した色になっている。今日は朝から病院へ出かけなければならないので、咲き終わったコバギボウシの花序を切詰めてゴミ袋に詰め込んだ。前日歩きながら考えた方法で型紙を分割し、ヨークを合成して形を書込んだ。余分を出さずに、有効に裁断出来そう。

先週札幌へ出かけた折に、帰りがけ駅前のATMでキャッシュカードを使用したら、読み取れないというコメントが出た。もう40年近く使用しているカードなので、摩耗したのか磁気が失せたのか理由は定かでないが、カードがないと不便なので駅前の銀行に出かけた。書類に必要事項を書込んで、再発行を依頼した。中央の沢を渡り、沢の東の遊歩道に向う。沢の底を流れる小川は、完全に干上がっていた。階段を上る途中で、斜面にサラシナショウマの花序を見付けた。開花までには、大分間がありそうだった。

南風に背を押される様にして、木陰の遊歩道を北へ向う。先日見かけた蒼い花が未だ咲いていた。MIXY友のSさんが、メドウセージであると教えて下さった。サルビアの仲間の深い青の佳い花。遊歩道に突き出たヤマブドウは実を多く付け、僅かに色付き始めていた。北の沢のサルナシも大きく膨らみ、黄色味を帯び始めていた。

遊歩道を離れて、住宅街を東へ戻る。センニンソウのある２軒のお宅に立寄った。最初のお宅のセンニンソウは、前日見かけた花と同様、蕾の状態だったが、少し北東のお宅のそれは、もう花を開いていた。数年後、お送り頂いたセンニンソウが、アトリエの屋上の縁を白く彩るのを愉しみにしている。渡り鳥だろうか。小型のトロの群が、南の空へ飛んで行った。