30, 06. 2014 イワガラミ
すっきりせぬ天候が続く。関東や東北地方では大雨が降っているので、その余波で雨は降らなくても湿度が高い。日射しが望めないので、洗濯機を仕掛けてモデリングに入った。午後に入って雲が開け、陽が射して来た。平面の仕事に切り替える。一仕事終えた3時前に散歩に出かけた。
南西を廻ろうと、南へ向う。ベニシタンが実を付けていた。一番通りを西へ向う。低い石塀から、ずらりとドクダミの花が見えていた。佳い花なのだが、異臭があるのと、地下茎を伸ばして無闇に増えるのが困りもの。ツキヌキニンドウを見に立寄る。花の跡には小さな実が並び、僅かに大きな実が見られる。大きな実は、受粉出来た実と思われるが、余りにも数が少ない。
少し北のお宅の塀と道路の間に、見事なヒエンソウが咲いていた。今月の教室のモデルに使用したが、生花店の花に引けを取らない。ヒエンソウは肥料を多く要求する。直ぐ傍に、見慣れぬ夏花があった。花の形状からマメ科の植物と思われるが、野草の趣があって佳い。隣のドーム型の屋根のお宅は、3年目の夏を迎え、庭が整って来ていた。少し盛りを過ぎていたが、木陰にエゾノハナシノブが咲いていた。
中央の沢の東の遊歩道を、北へ戻る。イワガラミが、僅かに特徴のある装飾花を出していた。来週辺りには、綺麗に咲き揃っているかも知れない。沢を離れて、住宅街を北東に戻る。マンサクの葉の影に、小さな実が出来ていた。西隣のオカトラノオが花序をあげ、花序の下が僅かに色付き始めていた。
今朝は雲は高いが、曇空。吹き荒れていた風は治まっている。集中して平面作品を薦められる様に、日射しが欲しい。