28, 07. 2012 真夏日


朝方は雲が多かった昨日は、やがて雲が切れて気温が上がり始めた。植え込んだオオマルバノホロシや蕾が大きくなって来ているレンゲショウマ,鉢に植え込んだセンニンソウ等,気掛りな植物に水を掛ける。気温の高さよりも,湿度の高さが不快だった。

午前中はひたすら眼を冷却する。左目の眼底の傷みは失せたが,右目の視覚狭窄が治らず,傷みも収まらない。酷使による症状と思われるが,此の状態が続くなら眼科へ行かなければならない。

午後からモデルの植物と茶菓を買い求めに札幌へ出かけた。人混みを避けて,道庁の前庭に出る。オレンジ色のテントは消えて,何時もの状態に戻っていたが,樹々の緑は何れも深まって疲れた色を見せていた。正門を抜けて東へ向う。期待していたサルスベリは,漸く花序を出し始めた状態だった。2年前には,旅行に出る前に花を見ているので,進行が遅れている。



気温が高くなった所為か、モデルにしていた植物が見当たらない。仕方なく茶菓の実買い求めて戻った。バスまで時間があるので、駅前と商店街の生花店を覗きながら、歩いて戻ることにした。駅前のスーパーの生花店にはなく、中央の沢を渡って北東へ向う。沢の流れは,干上がっていた。木道は,今年も通行禁止。咲いている筈のキツリフネが見られない。




東の遊歩道を北へ向う。遊歩道脇のお宅の塀の前に,見かけぬ植物が花を開き始めていた。ツリバナの蕾が大分膨らんで来ていた。二番通りの商店街の生花店を覗く。此処にも目当ての植物はなかった。




住宅街を北東に戻る。季節外れの藤が花を付けていた。2年前の夏,アルハンブラ宮殿の庭に咲いていた藤の花を思い出した。じりじりと照り付ける日射しだったが,湿度が低く,この様に蒸し暑くはなかった。