01, 09. 2012 白萩


8月末日の昨日は気温は幾分下がったものの、湿度が高く蒸し暑い一日となった。雨雲が広がっているが、雨は落ちて来ない。ゴミの集荷日だったので、部屋のゴミと庭の植物を詰め込んだ大きな袋を3つ集荷場所に運ぶ。葉の緑は疲れ果てた色を見せているが、伸びは止っていない。一度切詰めた植物も、また背丈を伸ばして来ている。

午後早い時間に、札幌へ出かけた。彼方此方廻る場所があるので、駅前からバスで南1条へ向い、用件を足しながら北へ歩くことにした。裏地を買い求め、直ぐ近くの書店を覗く。北へ向い、久々に時計台の庭を東から西へ通り抜けた。殆どの植物が花期を終え、ヤマハハコが未だ花を付けていた。西の入口付近は観光客で賑わっているが、K氏丹精の庭には人影がなかった。南1条にあった書店が北1条に移転したので、こちらも覗いてから北へ向う。




道庁の南門から構内に入る。ハクウンボクは未だ実を下げているが、暑さの所為か一部茶色に枯れた実もあった。南門傍のハリギリの巨木を見上げる。今年も花や実を確認出来なかった。雌雄異種なのだろうか。夥しい数の実を付けたズミは、未だ色付いてはいなかった。正門から出て駅前通りに戻る。銀杏の葉が黄色く色付き始めていた。






駅前で生花と茶菓を買い求めて戻る。バス停から家に向う途中で、塀から覗いている白萩が花を開いていた。昨夜遅く、フィリピンで大きな地震が発生し、津波の警報が出されていた。幸い被害は出なかったが、1年半前の東日本大震災の記憶が甦った。