11, 09. 2013 ナツエビネ


朝方の雲が薄紙を剥ぐ様に次第に消え、昨日も秋晴れの一日となった。気温が上がり、夏日となる。前日切り詰めた梅と、長い剪定鋏を出したついでに切り詰めたクロフネツツジの中央部の枝を切り刻む作業をする。クロフネツツジの枝を切り刻んでいて、面白いものを見付けた。径が4cm程の、小さな蜂の巣。パラフィンの様な半透明の素材で出来ている。陽に翳して中に虫がいないことを確認した。サラサドウダンを切った枝は長くはないので、そのままゴミ袋に詰め込んだ。ゴミ袋を集荷場所に3つ運んで、午前中の仕事を終えた。



午後から気に懸かっていたスモークツリーを切り詰める。梅の樹程枝は固くはないが、昨年幹を切り詰めて頂いたのに、3mを超す枝が茫々と伸びている。何とか皆切り詰めて、作業を終えた。キレンゲショウマの蕾が膨らんで来ていた。ナツエビネの花が開き始めた。花序は最初曲がっているが、開花が近付くと真直ぐに伸び上がる。5本花序が出たので、暫くは楽しめそう。






2時半過ぎに散歩に出かけた。日射しが暑いので、緑地帯を廻ることにした。西隣のミヤギノハギが見頃になって来ていた。インド林檎は未だ袋を被った侭だったが、奥の四十九号と思われる林檎の袋が外され、僅かに色付き始めていた。シラカバ公園を南へ通り抜け、人気のない東町公園を抜けて、南の緑地帯に入る。樹の葉が随分落ちていた。緑地帯を離れて、南の住宅街を東へ向う。主のいなくなった空家の庭で、シロバナハギが見事に咲いていた。






小振の実を付ける柿は、順調に育っていた。もう終盤のツリフネソウに混じって、ヤマハハコが花を付けていた。此の花は干してドライフラワーにすることが出来る。以前庭にあったが、家の建替えの折に消えてしまった。ナナカマド公園の緑地帯を北へ戻る。良く晴れてはいるが湿度は未だ高く、西には積乱雲が見えた。



今朝は浮雲が多いが、青空が見えている。晴れの日が数日続いているが、未だ湿度はかなり高い。布巾や洗濯物の乾き工合が、今一つ良くない。週末には雨の予報が出ているので、雨が上がって数日晴れ間が続いたら、仕事を再開しようと思っている。