27, 08. 2012 アマチャ


前日西の空に広がっていた雲が流れて来たのか、昨日午前中は雲が厚く、陰鬱な感じだった。沖縄地方には、ここ60年で最大級の台風が通過すると報じられていた。北海道と東北地方は強めの地震が見舞い、南は台風と、自然の災禍は次々と襲って来る。洗濯機を仕掛けて、寝室の掃除をする。大きな机に溜ってしまった不要な物を整理する。完全に不要な物ではないのだが、その内使用することがあるかも知れないと溜め込むと、何時しか膨大な量となる。せっせとゴミ袋に詰め込んで、漸く机上をすっきりさせた。書棚を埋めている本も、少し整理をした方が良いかも知れない。

午後に入って雲が切れ、陽が射して来た。前日よりは幾分気温が下がってはいるが、相変わらずのねっとりと粘り着く様な暑さ。2時少し前に庭を一回りしてから散歩に出かけた。ナツエビネの花序が大きくなって来ていた。油絵を描きに見えた方が、以前家電の販売店だった所が書店になったと話しておいでだったので、立ち寄って見る。プリンターのインクや電化製品が買えて便利な店だったが、バブルの崩壊時に撤退してしまった。1階のスペースが、全て書店になっていたが、読みたい本は置いていなかった。



少し南を廻ろうと、ナナカマド公園に続く緑地帯を南へ向う。南の小公園で、ナナカマドに寄生したヤドリギを見上げる。僅かに色付いた実はあったが、完全に色付くには未だ時期が早過ぎた。充分に色付いたら、国道の南へ出かけようと思っている。公園近くで、葡萄をアーチ状にしているお宅があった。モンタナも絡ませてある。もう少し南のお宅では、桃が佳い色に色付いていた。昼食のデザートに、到来ものの大きな桃を食べたが、サイズは少し劣るものの、佳い色に生っている。温暖化が進んでいる証なのだろう。






住宅街を西へ進む。大きな白萩があるお宅へ立寄ったが、未だ花は開いていなかった。アマチャが佳い色に色付いていた。薄紫色の装飾花が、赤く染まる。過日見かけたノリウツギが、未だ花を付けていた。昨年も見かけた莢が色付いていた。花の時期を見過してしまった。どの様な花を付けていたのだろうか。







南の緑地帯から、東町公園、シラカバ公園の木陰通って北へ戻る。傷か歪みでもあったのだろうか。袋を掛けられていないインドリンゴの実が、大分大きくなっていた。西隣のお宅のコバンソウに似たイネ科の植物が穂を上げて来ていた。



アマチャ Hydrangea serrata ユキノシタ