28, 08. 2012 無花果育つ


台風15号が昨日沖縄を直撃して、大陸へ向った。風速44mとは凄まじい。街中の全ての店がシャッターを下ろし、無人の街を強い風と雨が荒れ狂う映像が流れていた。当地も30度を越える日が続く。前日に続いて、書棚に陣取っていたカタロクや不要な図録、旧い雑誌などの整理をした。片付けるのは、物を処分するのと殆ど同義語と思われる。

前夜電球が切れたので、買求めかたがたの散歩に出かけた。北風が吹いて、日陰は涼しい。大分莢の数が増えているが、ネムノキは未だ花を付けている。通りに面する塀から、トマトが姿を現している。何れも実の付きが良いが、家の表側に野菜を植え込む様子には、少々抵抗がある。一昨年無惨な程に枝を切詰められたエゾノコリンゴが、今年は実を付けていた。高い位置にセンニンソウがあるお宅に立寄ったが、花は未だ開いていなかった。白い花を付けていたハマナスは、赤い実で彩られていた。







前日TVの園芸番組で、無花果を紹介していた。春にプランターに植え込む様子を見た記憶がある。無花果は皆同じと思っていたが、随分種類が多いことが判った。葉の大きさや形状がかなり異なる。中には薄緑色に縞目の模様入りの実を付ける種もあって、驚いた。プランター無花果は、立派に実を数多く付けていた。根元近くまで切詰められた無花果を見に立寄る。新たに出た芽は背丈を伸ばし、葉の付け根に実を付けていた。此の調子なら、実も大分大きくなりそうだった。




東の沢の西の道を、三番通りへ向う。タラノキは未だ花を付けている木もあったが、大半は花が茶色くなり、実を付けているのが見えた。種類は判らないが、ドングリが青い実を見せていた。





ドラッグストアで電球を買い求めて戻る。数多く実を付けていた柿の木が、梢に僅かに実を残すのみと生っていた。蔕が彼方此方に残っている。今年は小さな実を付ける柿の木の方が、好調の様子。



今朝も晴れ間が広がっている。最高気温は32度の予報。暑さは中々去らない。