26, 98. 2012 コバギボウシ


朝方は雲が厚かったが、昨日は9時を過ぎて陽が射し始めた。種子になりかけたルリタマアザミの花を切り落とし、残りの花で何とかモデルを整える。窓を全て開け放つが、無風状態で風が入って来ない。本州地方に比べると気温は低めながら、当地の此の時期としては異常に高い気温が続く。教室を終え、油絵具の処理をした臭いの強いゴミ袋を庭に出すついでに、残っていたルリタマアザミを全て切詰めた。寂しくなった庭の彼方此方で、コバギボウシが涼しげな花を見せていた。



昼食後、裁物をする為にアトリエの床を念入りに掃除する。夕食の素材を買い求めかたがた、製図の用紙を買い求め来ようと2時過ぎに家を出た。上空から東へかけて空は良く晴れていたが、西の雲が厚かった。南東を廻ってスーパーへ行くことにする。庭で作られた枝豆が、食べごろに実入っていた。庭に植え込んだオオマルバノホロシの親株と思われる株が、ゴミ箱の陰で実を赤く色付かせていた。此の株も2軒のお宅の境界から生えて来ている。植え込んだものではなく、鳥の落とし物かも知れない。南の住宅街の中の畑では、玉葱が掘り上げられていた。





一番通りを東へ向う。見事に枝を伸ばしていたオオヤマレンゲが切詰められていた。色付き始めた実が、幾つか残されいた。未だ種子は見えていなかった。エゴノキの実が大きくなり、枝が低くなって来ている。東の沢に隣接する公園のホウノキも、実を色付かせ始めていた。





沢の西の道を北へ向う。沢から西へ突き出したあかしあ公園のオニグルミは、殆ど実を落としていた。斜面に生えている巨木なので、実は斜面を転げ落ちて沢の底へ行ってしまう。僅かに1つ、実が残っていた。沢を離れて住宅街を北西へ向う。冬に枝が折れた大きなナツツバキが、実を数多く付けていた。庭に多くのウドを植え込んであるお宅のウドが、漸く花序を上げ始めていた。他で目にするウドは、もう実を付け始めている。三番通りへ出て、買物を済ませて戻った。西の空の雲が広がって来ていた。





昨夜、かなり大きな地震があった。ベッドで本を読んでいたが、これ以上揺れるなら起き出そうと考えているうちに収まった。東北地方でも地震があったと、報じられていた。


コバギボウシ Hosta albo-marginata ユリ科